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>2008年06月06日
株式会社シグナル・クリエーションが日経産業新聞で紹介されました!

慶大発VBに権利供与
~アステラス知財権事業を育成~

 アステラス製薬は、透析患者向け低血圧症治療薬の新薬候補物質について、開発販売権を慶応大学発ベンチャーのシグナル・クリエーション(横浜市、大滝義博社長)に供与した。第二相臨床試験(治験)まで取り組んだが、事業採算性などの観点から開発を中止していた。今後も新薬候補物質の識別を進め、開発中止品目は権利の導出を目指す。知的財産権事業の育成に役立てる狙いもある。

 前進である旧藤沢薬品工業が創製した「FK352(開発番号)」に関する全世界の権利を供与した。契約一時金などの詳細は明らかにしていない。2005年に旧山之内製薬と合併し、アステラス製薬が発足したのに伴うパイプライン(新薬候補物質)見直しの過程で開発中止を決めた。アステラスは、開発を中止した他の新薬候補物質についても権利導出の交渉を進めている。市場規模や薬効の優位性などを理由に自社開発を断念しても、ベンチャー企業であれば開発を引き継ぐことが可能な例もある。

 新薬候補物質は、一般に創製・発見段階で国内外の特許を取得する。特許残存期間が長ければ高額で権利を譲渡できる可能性も高い。一時金やロイヤルティーなどの知財権収入も得られるため、開発中止品目も経営資産として活用する。

 FK352は細胞から放出される「アデノシン」の受容体と結合し、透析患者が低血圧症になるのを防ぐ。シグナル・クリエーションは、導入したFK352を「SCI-003」と名づけ、開発を引き継ぐ。

 慢性透析患者数は、増加傾向が続き06年末で約26万人に達した。透析患者の血圧が低下する透析低血圧症の治療薬も需要が拡大している。

 シグナル・クリエーションは慶大の梅沢一夫教授らが04年に設立。抗がん剤や炎症治療薬を中心に研究開発を進めており、細胞内のシグナル伝達の不具合を治す製剤に力を入れている。営業体制が未整備のため、開発が進展すれば他社との提携や販売権の再供与なども視野に入れる。

 2008年6月6日 日経産業新聞

>2008年06月18日
株式会社ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが日刊工業新聞で紹介されました!

代謝物解析装置作業時間を半減

 アジレント・テクノロジー(東京都八王子市、海老原稔社長、042-660-3111)とヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(山形県鶴岡市)は、メタボローム(代謝物)解析装置を発表した。測定手法を改善し、作業時間を前機種に比べ半減した。価格は、5200万円。研究機関などに3年間で30台販売する。

 製品名は、「アジレントーHMT CE-TOF MSメタボロームソリューションシステム」で、キャピラリー電気泳動装置や質量分析計などで構成する。アミノ酸など代謝物を網羅的に解析して、病気の指標を見つけ、新薬の開発や病気の早期診断を支援する。

 必要な試薬や分離管(カラム)を削減し、測定の作業と時間を省いた。試料成分の質量をプラスマイナス2ppm以内ではかることにより、高精度に代謝物を特定する。このほか、データ解析用ソフトや代謝物のデータベースの使用権を提供する。


日刊工業新聞  6月18日(水)

2008年06月
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